2013年2月10日日曜日

修論発表会!

D2(もうすぐD3)の荒岡です。


1年近く更新期間が空いてしまいましたが(なんとか1年以内に更新できました)、久しぶりに投稿したいと思います!これを期に後輩達がまた盛り上げてくれることでしょう!

ということで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。これからまた頻繁に更新できればと思いますので、皆様チェックしてくださいね。



今回は研究室の修士修了予定メンバーによる2月4日に行われた新領域自然環境学専攻の修論発表会と、8日に行われた理学系地球惑星科学専攻の修論発表会の様子を簡単にお届けします。

川幡研には、現在理学系と新領域の異なる専攻の学生が在籍しているのですが、今年度修士を卒業するのは両者を合わせて5人います。新領域では13分の発表と5分の質疑が、理学系では20分の発表と10分の質疑がありますが、どちらも時間厳守!なので、発表前からみんな緊張気味です。

4日は柏の葉キャンパスの環境棟1FのFSホールという場所で行われました!川幡研からは2名が発表を行いました。


洪恩松 『海底熱水活動域から採取された熱水のホウ素濃度と同位体組成』




森千晴 『気候変動が温帯性サンゴの成長と骨格組成に及ぼす影響の飼育実験による検討』




8日には浅野キャンパス理学部3号館で、川幡研からは3名の修論発表が行われました。こちらは、雰囲気的に写真を撮れそうになかったので(笑)、割愛です!

戸上亜美 『過去3千年間における大阪湾の高時間解像度の古環境復元と人間活動への影響』

東賢吾 『釧路湿原における溶存炭素、栄養塩、重金属の挙動に関する研究』

真中卓也 『大気−陸水間で行われるCO2交換 −日本の湖沼およびバングラデシュの河川に着目して』




みんな堂々と発表していて、とても良い発表ができたのではないかと思います!修士修了おめでとうございました!!!

来週には研究室で打ち上げもあるので、みんなで乾杯したいと思いますー!



2012年2月17日金曜日

川幡研温泉旅行@熱海・湯河原

M1の真中です。
2月11-12日に川幡研で温泉旅行に出かけてきましたので、ご報告いたします。

今回の旅行の目的地は熱海・湯河原。
昼過ぎに集合し、まずは観光。
ということで、今回はMOA美術館にお邪魔しました。
やけーに長いエレベーターを上りきり、立派な美術館にご到着。
心引かれる美術品がたくさん。


さて、その後は湯河原で温泉です。
OBの方達とも合流して楽しく過ごしました。
そして、旅行と言ったらかかせないのが、交流会。
皆との語らいですね。

井上さんと吉村さん
皆でわいわい
ということで、夜遅くまで楽しく交流しました。
最後に集合写真です。
たまには調査ではなく、こういう旅行もいいものですね。
またそのうち。


2011年12月13日火曜日

地下ダム調査に行ってきました!

M1の篠塚です。

11/27から12/3にかけて沖縄県で採水調査に行ってきました。
目的は地下ダムの水を採ることです。

ところで地下ダムってなんでしょう・・・
下の写真を見てみてください。宮古島です。


農地が広がってますね。
この下に実は地下ダムがあります。

普通イメージするダムは、河川を大きなコンクリートの堰でせき止めるタイプの存在感のある巨大な建築物。
ですが、地下ダムは地下水の流れを地中に埋め込んだ堰で止めるタイプのダムなので、上に農地や住宅を建てることができます。

主に日本で実用化されている、新型のダムなんです。
ひっそりしているところが彼の魅力だと思います。

この地下ダムの研究のため、約一週間、沖縄県各地を回りました。




今回の調査はかなりサバイバルでした。

①とにかく天候の変化が激しかったです。

常夏かとおもってました。沖縄の冬をなめていました。
久米島では途中大あらしになり、雷まで落ち始めて、一時車へ退避しました。
あわてて買った500円の傘が、買って30分後に風にあおられて骨までばらばらになってしまいました。
傘ってあんなに一気にばらばらになるんですね・・・。

でも数時間後には綺麗な青空が広がって、シラサギが溜め池で休んでいるのが見れました。
久米島はハワイのような風景で、光や湿度が心地よかったです。
雲を通る光の透明感が素敵でした。


②行った場所がかなりサバイバルでした。

宮古島で湧水を採取したのですが、ご覧のような場所で、

インディージョーンズのテーマが聞こえてくるようでした。
「ここは観光客の来るところじゃないんだ!」byインディー@ディズニーシー
昼でも薄暗くて懐中電灯が必要です。

他にも断崖絶壁を下ったり、ボートで移動したりと、
観光では来れない、いろんな場所に行けました。



あともう一つサバイバル!?と思うのは沖縄の魚のから揚げでしょうか。
東京の魚料理よりも生命力を感じます。まだ抵抗する気です。
とっても美味しかったです。



そんなこんなでサバイバルな調査でした。
貴重なサンプルが採取でき、貴重な体験ができて楽しかったです。

ダム管理事務所の皆さま、そして同行者のお二方、ご協力ありがとうございました。

最後に真中君がとった良い感じの一枚。
久米島の雲。

2011年11月30日水曜日

日本サンゴ礁学会第14回大会に行ってきました!


 M2の石川です。
 すっかり前の話になってしまいましたが、11/3~6に沖縄県那覇市にて開催された、日本サンゴ礁学会(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcrs/conference/2011/2011.html)にて発表の機会をいただいたので、ご報告します。

 僕自身は11/4が発表日でした。思っていた以上に会場が大きく、発表前から緊張しまくりでした。会場はこんな感じ↓


 ともかくここまできたらやるしかない!ということで、無事口頭発表を終え、一安心。力を出し尽くしてふらふらと聴衆席まで戻る途中、何やら慌てて僕を追いかけてくる学会運営スタッフさん。発表者共用のレーザーポインターを壇上から持ち帰っちゃいました。
 …うん、次は気をつけよう。

 学会全体の傾向としては、「サンゴ礁学会」というだけあって生物分野の方の発表が多かったですかねー。その他、サンゴの保護をしてらっしゃるNPOの方の発表もあったり。盛り沢山な学会でした。


 学会終了後には、研究室の他のメンバーがお世話になっている「琉球大学熱帯生物圏研究センター 瀬底研究施設」の見学をさせていただきました。
 めろんぱん達、もといサンゴちゃん達は、変わりなくすくすく成長中の模様。


 それから瀬底島、やっぱり海がきれいですねー。下の写真は瀬底島側から撮った瀬底大橋です。「エメラルドグリーンの海に架かる白い橋」って構図がとても綺麗。自分に写真のセンスがないのがもどかしい。


 滞在時間に余裕をいただいていたので、ちょっとだけ観光地にも寄らせていただきました。下の写真は、瀬底島からほど遠くないところにある、今帰仁城天辺からの眺めです。史跡そのものにも鳥肌でしたが、史跡の天辺から眺めるサンゴ礁/外洋/空の3色の青のグラデーションが、最高に綺麗でした!



 そんなこんなで、学会発表あり、施設見学あり、遊びありと盛り沢山な日程で、おかげ様でよい経験させていただきました。
 最後になりましたが、学会発表について事前にアドバイス下さった研究室の皆様、本当にありがとうございました!

 おしまい


2011年11月24日木曜日

川幡先生が過去に出演したラジオ番組が配信されました

川幡研D1の荒岡です。

先々週になりますが、川幡先生がTBSラジオに出演されました。(詳しくは過去の記事をご覧ください)

その際の放送が、ネットで配信されています!下記のHPからダウンロードできますので、ぜひ聞いてみてくださいね。

http://www.radi-con.com/program/85


また、放送後記として先生が出演されたときの様子がネットでも紹介されています。下記のURLで、11月12日の回をご覧になってみてくださいね。

http://www.tbsradio.jp/yumeyume/ps/

2011年11月4日金曜日

川幡先生のラジオ出演!

こんにちは、川幡研自称広報のD1荒岡@高知出張中です。

すっかりブログを放置してしまい、読者の皆様(いるのかな?)には申し訳ありません。近日中には誰かしらが記事を更新してくれるかと思います。

さて、直前の告知になってしまい申し訳ありませんが、川幡先生がラジオに出演されることになりました!下記が詳細になります。



TBSラジオ「夢★夢Engine(松尾貴史,岡村仁美)」
11月12日土曜日(深夜24時30分〜)放送
「縄文人と環境復元」
http://www.tbsradio.jp/yumeyume/index.html


生放送以外にも、アーカイブが配信されています。ラジオを持っていない方でも、番組をダウンロードして後日聞くことができますので、ぜひ聞いてみてくださいね。

2011年7月19日火曜日

SPring8に行ってきました!

D2.5吉村です.SPring8の実験に参加してきました!

SPring8は高輝度光科学研究センターが管理運営する大型放射光施設で,兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1にあります。
今回の実験は立正大学・岩崎先生,高橋さん,金沢大学・Luanさんと参加してきました。


出発の朝,「なんだ,朝か。いい夢だったな…いま何時だろう」
…??…?…!!!?
寝坊しました…しかも中途半端に間に合うかもしれない時間…

ちょっと前日の夜が遅くなってしまったので,寝ようかどうか迷ったのですが,
自分自身の起きようという強い意志に全幅の信頼をおいて,布団に飛び込んでわけです。
しかし見事に負けました。
一瞬あきらめるか迷いましたが,とりあえず着替えだけして電車に飛び乗り羽田に向かいました。

わたしには飛行機に乗り遅れた前科があります.
以前は登場手続き15分前に間に合わず,二時間後の便に振り替えてもらいました.
変な喪失感を味わいました.

が,今回はひと味違いました.
登場手続きがすべりこみ16分前で間に合いました!登場手続きを終えると共に,「○○空港行きの登場手続きは終了いたしました」とアナウンスが流れました。

が,これがかえって苦難を招きました.
なぜならば飛行機の搭乗口が一番遠い場所にあったからです。
とりあえず走り出します。
寝起きの体が悲鳴をあげます。「ぎゃー,やめてくれー」「なんであきらめて二度寝しなかったんだー」
極限状態のなか,アナウンスで名前を呼ばれています。「○時○○分出発,○○空港行きにご搭乗予定の○○様,○○様。至急ご登場口までお越しください」
まじすか…
筋肉に乳酸がたまります。汗だくです。おなか痛いです。
ギリギリセーフ!!!
果たしてセーフになってよかったのか。かえって他のお客様にご迷惑だったのではないかしらとも反省する次第です。


さて,何とか時間通りにSpring8に到着しました。

兵庫県の相生駅からバスで30分の場所にあり,標高が高く周囲は森なので幾分涼しい環境です。
装置はドーナツ型なわけですが,実際に内部からみても丸いですね。
この放射光施設は世界最大級の大きさで外周は約1.5km
そのため,施設内はなんと自転車で移動します。はじめてだととても斬新。

(昔は若者が自転車でタイムトライアル(?)をしていたそうですが,監視カメラがあるので構内放送で怒られるそうです。)


今回は軟X線ビームラインBL27SUでの実験で,高輝度光科学研究センターの為則さんにお世話になりました。

今回はわたしは見学が中心です。
為則さんが開発されたこのビームラインは生体物質や様々な無機物質で中心的な役割を果たしている軽元素(質量数が40より小さい元素)の分析を行う事ができ,
非破壊分析であるにも関わらず,空間分解能も非常に高い元素マッピングを行うことが可能です。
Spring8の分析は24時間体制で行われています。
今回はオート測定でしたので,測定中はいい結果が得られる事を祈りつつ見守ります。
夜間の測定をセットして二日目が終了です。
残るは最終日となります。明日は結果のチェックを行って終了です。


翌朝,「何時だろう…」
………?
!!!!!!!!!!
寝坊しました…集合時間ちょっとすぎています…
関係者の方々には本当にお詫びの気持ちでいっぱいです。ご迷惑をおかけしてしまいました。
最後に結果の確認を行って全日程を終了しました。

実験後はいつもそうですが,わかったこともあれば悩ましいこともでてきます。
次回への課題と,新しい研究へのモチベーションが生まれたことを報告して,今後は寝坊しないように生きていこうと思います。

(おわり)

2011年6月23日木曜日

IGCP-581@北海道に参加しました

M1の真中です。
6月11-14日に北海道で行われた2nd Annual Symposium of IGCP-581 “Evolution of Asian River Systems: Tectonics and Climates” に参加して参りました。
この場を借りて報告いたします。

今回の学会の会場は北海道大学。
キャンパス内に緑があふれており、とてもきれいです。

いよいよ学会が開催。今回は国際セッションなので当然英語。これも勉強のうち。
Asian Riverということで、揚子江の発表が非常に多いのが印象的。


私自身はバングラデシュの河川調査結果(2月7日の記事を参照のこと)をポスター発表しました。ポスター発表(当然英語)は初めてです。


まだまだ研究は中途段階ではありましたが、多くの人に聞いていただけました。
え、多分上手く説明できたんじゃないかな、多分。
次はもっとデータをそろえて、より上手く説明できるように…なりたい…です。

終了後は他の大学の方との交流・懇親会。


私は北海道大学や南京大学の学生たちと主に交流をしました。
南京大の学生の間では日本のアニメが人気なのだとか…。
楽しく会話できました。


さて、学会自体は12日で終了ですが、今回のシンポジウムにはオプションとして野外研修がありました。今回はこちらにも参加して参りました。


野外研修は石狩川沿いを巡るツアー。
半分地質巡検、半分観光気分。

IGCP-581ホームページ、Field guidebookより引用
もう学会自体は終わったんだ。とりあえず楽しもうぜ!
…ということで、この記事ではきれいな写真をいくつか紹介します。
どのようにしてこの地形ができたのかとか何とかかんとかといった論理はともかくおいておきましょう。いいじゃない、ブログだし。

こちらは三美炭鉱における美唄層の写真。シルトと砂の互層がきれいです。


そして美瑛の写真。天気が悪かったのが残念。


川幡研らしく、食べ物の写真も。富良野の名物、オムカレー。



そんなこんなで、楽しくも勉強になった北海道でした。
最後に集合写真をどうぞ。

IGCP-581ホームページより引用



<おまけ>
くまー。

2011年6月21日火曜日

吉村寿紘さん(D2.5)が学生優秀発表賞を受賞!!

こんにちは、川幡研D1の荒岡です。

うれしいニュースです!

松岡さんが前々回の記事で紹介してくれた、522日(日)〜27日(金)まで幕張メッセで開催された,日本地球惑星科学連合2011年大会(以下,連合大会)で、川幡研D2.5の吉村寿紘先輩が見事【学生優秀発表賞】を受賞されました!!

おめでとうございます!!!

以下概要になります。


■地球生命科学セクション

今回から始まった地球生命科学セクションの「学生優秀発表賞」には,20
発表のエントリーがあり,多くの優れた発表がなされました.審査の結果,
その中から,下記の2名の方々が発表賞に選ばれました.
おめでとうございます.学生の皆様,来年度もぜひ奮ってご応募ください. 

吉村寿紘 東京大学大気海洋研究所/大学院新領域創成科学研究科





※吉村さんからの(個人的にいただいた)受賞?コメント

なんだかすみません,自分がエントリーしといてなんですが複雑な心境です.

高知は日に日に蒸し暑くなってきていて,
虫の活動度も高くなってきました.

一昨日の夜は布団に入ったら足にとがったものが当たったので,
何かと思ったらこんなヤツが出てきました…



2011年6月17日金曜日

川幡研旅行@石和温泉

川幡研M2の東賢吾です。
連合大会が終わった週末、5月28日(土)から29日(日)にかけて、日頃の疲れを癒し、川幡研の親睦を深めるため研究室旅行が開催され、山梨県の石和(いさわ)温泉に行ってきました。今日はそのときの話をさせていただきたいと思います。

参加したのは、4名の川幡研OBOGを含めて18名でした。

山梨県といえばぶどう、といえばワインだろう。
ということで、まずはじめにワイン工場の見学に行きました。

土曜日だったせいか、機械が動いておらず、さびれたテーマパークのようでした。




工場について勉強したあとは、最大の目的であるワインの試飲です。


とても種類が多く、おいしいワインばかりでした。

その後は、宿に向かいました。

宿の温泉は、pH9.0のアルカリ単純泉でした。陽イオンはNa+が多く、陰イオンはCl-が多かったです。
アルカリ性ということで、肌がスベスベになりました。

宿の食事もとてもおいしかったです。






偶然にもカラオケの機械があったので、ABの曲を3曲歌ってしまいました。
「会いたかった〜 YES! 君に〜♪」by東賢吾
「ブルー・ライト・ヨコハマ」by川幡先生
川幡先生の歌声は、素晴らしかったです。

食事のあとは、皆一つの部屋に集まって閑談に興じました。


ABから人生まで、様々なことを語り合いながら、夜はふけていくのでした…



PS:この旅行の幹事を務めてくれた氷上さん、写真を提供してくれた泉田くん、どうもありがとうございました。